Blog
Portfolio Devlog/2 minutes read

ポートフォリオサイトで企業ロゴを掲載するのは大変である

ロゴを並べるだけで数時間溶けた話。

このウェブサイトを制作するにあたって、自分が扱える技術スタックや、普段お世話になっているサービスを紹介するために、各企業やOSSのロゴを掲載することにしました。

最初はロゴを引っ張ってきて掲載して終わりだと思っていましたが、大間違いでした。

ロゴは企業のもの

企業ロゴは著作権や商標権の対象になることが多く、勝手に好き放題使っていいわけではありません。とくに商業利用には慎重になるべきだというのは大いに理解できます。

とはいえ、技術系のポートフォリオで「TypeScriptを使えます」とか「Cloudflareを利用しています」とか「GitHubで開発しています」とかの説明のためにロゴを添えること自体は問題ないだろうと考えていました。当然、各社もそのあたりを考慮したブランドガイドラインやBrand Kitを公開しているものだと思っていました。

そんなことはなかったです。

会社ごとにルールが全部違う

40社近いロゴを調べましたが、本当にバラバラです。

ある会社は

  • 違法・詐欺的な用途でなければOK
  • 色を変えないこと
  • 周囲に一定の余白を設けること

くらいの比較的緩いルール。

一方で別の会社は

  • ロゴとWordmarkを併用してはいけない
  • ロゴ単体しか使えない
  • アイコンのみ使用可
  • 指定された組み合わせのみ可

など、かなり細かく規定されています。

そしてさらに別の会社になると、ロゴの利用には事前に書面による許可が必要というケースもあります。

さすがにポートフォリオ用途でそこまでやるのは現実的ではないので、ロゴは掲載を諦めてテキストのみにしました。

そもそもBrand Kitが見つからない

一番困りました。

有名企業だから当然あるだろうと思って検索しても、

  • Brand Kit自体が見当たらない
  • 企業向けではなくパートナー向け資料しかない
  • ガイドラインのページが正常に開かない
  • どこから辿ればいいのかわからない

ということがありました。

世界中で使われているサービスなのに、ロゴの利用方法が見つからないというのは問題だと思います。

AIにも丸投げできない

法的な話なので、AIにまかせて適当なことを言われてしまったらたいへんです。

結局

  • ガイドラインを探す
  • 原文を読む
  • ポートフォリオ用途で問題ないか確認する

という作業を一社ずつ手でやるしかありませんでした。辛かったです。

実際に困った例

いくつか印象に残ったものを挙げると、

  • OpenAIはロゴとWordmarkを組み合わせた使い方に制限がある。
  • Cloudflareはロゴ利用に書面による許可が必要だったため掲載を断念。
  • SlackはBrand Kitを探しているうちに、なぜかSalesforce関連のページばかり辿り着く。
  • Notionはガイドラインのページが無限ロードになり、結局確認できず掲載を断念。
  • Larkは公開されたBrand Kitらしきものが見当たらず断念。

もちろん、企業側にも事情があります。

ブランドを守ることは大切ですし、商標を適切に管理するのは当然です。

ただ、YesであれNoであれ、そのポリシーをユーザー向けに公開して欲しいと改めて感じました。

おわりに

企業ロゴを並べるだけのはずが、Brand Kitとメディアガイドラインを読み漁る数時間になりました。もうやりたくないです。

有名企業の皆様は是非ブランドキットを整備していただければと思います。

というわけで、私もブランドキットを公開します!私のロゴは、使用にあたって私の書面による許可が必要です!ロゴはここからダウンロードできますよ。